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本日のブログは、インスタグラムで投稿した内容からピックアップしてお届けします。
SNSでは短くまとめた内容を、こちらではもう少し掘り下げてご紹介します。
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冬になると、朝の光と一緒に現れる“あの水滴”。
そう、結露です。
「毎朝、拭いても拭いても追いつかない…」
そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?
実はこの結露、見た目以上に家にとって深刻な問題を引き起こすことがあります。
結露は、室内の暖かい空気が冷たい窓に触れることで発生します。
空気中に含まれていた水分が冷やされて、水滴になって現れる現象です。
宮崎のように湿度が高く、冬でも寒暖差のある地域では、
どうしても発生しやすくなります。
特に窓の近くは外気の影響を受けやすいため、
結露がつきやすく、放置すると壁紙や床にも悪影響を与えます。
冬の12月〜2月は、外の空気が冷たく、室内との温度差が大きいため、
窓の内側に水滴がつきやすくなります。
一方で、梅雨〜秋(6月〜10月ごろ)は、
外の湿度が非常に高くなることで、冷房をつけた室内との温度差が生じ、
今度は窓の外側で結露が発生することも。
つまり宮崎では、**“冬と梅雨の2シーズン”**で結露が起こりやすいんです。
一年を通して、見えない“水分との付き合い方”がポイントになります。
・カビやダニの発生
・窓枠や木部の腐食
・クロスや床の変色・はがれ
・サッシの劣化による断熱性能の低下
毎朝の小さな水滴も、積み重なれば**“家の寿命を縮める要因”**になります。
・朝起きたらまず“換気”をする
・サーキュレーターで空気を循環させる
・湿度が高すぎるときは除湿機を活用する
・カーテンを窓に密着させず、少し隙間をあける
そして、窓そのものを見直すことも有効です。
最近では、
・内窓(二重サッシ)
・断熱ガラス
・樹脂サッシ
など、結露を抑える構造の窓も増えています。
リフォームのタイミングで“窓まわり”を変えるだけでも、
暮らしの快適さは驚くほど変わります。
結露は、家が「ちょっと息苦しいよ」と伝えているサイン。
放置せずに、湿度と空気の流れを整えてあげることで、
家も人もぐっとラクになります。
宮崎では、冬と梅雨の2シーズンで結露が起こりやすいからこそ、
**“季節ごとに小まめなチェック”**を心がけてみてください。
そのひと手間が、家の長持ちと快適な暮らしにつながります。
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