オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2025年10月14日

【リフォームSOS】壁紙の浮き・はがれ。実は“家が呼吸してる”サインかも。

みなさん、こんにちは、こんばんは。
お天気の変化が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
――――
さて、今日の【リフォームSOS】は「壁紙の浮き・はがれ」について。

実は私にも、少しだけ“思い出のある壁”があります。

あれは地震のあと。
小さなヒビが入った壁を見て、
「これくらいなら自分で直せそう!」と、
“なんちゃってDIY”で補修用のシールを貼ったんです。

結果——

467BAF77-7F76-4891-AF85-CC21A4CDF478

うん、遠目で見れば悪くない。(一応2年は…持ったかな…)
でも近くで見ると、まぁ…波うってる。笑
そして3年しないうちにどんどん剥がれてきて、
最後はバリバリのガビガビ状態になってました。

そのとき初めて知りました。
壁って、見た目以上に**“呼吸してる”**んですよね。

改めて、壁紙の素材ってしっかりしていて、
そして施工の技術って本当にすごいんだなと感じました。


なぜ壁紙が浮いたりはがれたりするの?

・地震や台風などによる建物のゆがみ
・湿気や温度差で下地の素材が伸び縮みする
・結露やカビが下から押し上げる

特に宮崎のように湿度が高い地域では、
“壁紙の浮き”はかなりよくある症状です。
放置すると、
見えない部分でカビが繁殖したり、下地ボードが劣化したりすることも。


放っておくとどうなる?

・見た目が悪くなるだけでなく、再補修が難しくなる
・湿気がこもってカビが発生
・壁の下地が弱り、貼り替えが必要になる

最初は小さな浮きでも、
実は**“家が呼吸してるサイン”**。
そのまま上から貼り直しても、また浮いてしまうことがあります。


対策としてできること

・まずは浮いた部分をむやみに押さえず、原因を確認
・湿気・結露対策を同時に行う
・下地が動いている場合は、専門業者に相談

最近では、通気性の高い壁紙や防カビ素材も多く出ています。
デザインを変えるタイミングで、そうした素材を選ぶのもおすすめです。


壁の浮きやはがれは、家が「ちょっと息苦しいよ」と言っているサイン。

私も“なんちゃってDIY”でごまかしたけれど、
やっぱりプロの技術には敵いませんでした。

台風や地震のあと、
「少し浮いてるかも?」と思ったら、
それが点検のチャンスです。

次回の【リフォームSOS】は「窓まわりの結露」について。
暮らしの快適さに直結するテーマをお届けします。

――――

インスタでKABE Labが手掛けた施工事例を発信中!
チェックしたい方は→【Instagramはこちら