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【リフォームSOS】ドアの開け閉めが重くなるのは、家が“少しずつ動いている”サインです。

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本日のブログは、インスタグラムで投稿した内容からピックアップしてお届けします。
SNSでは短くまとめた内容を、こちらではもう少し掘り下げてご紹介します。

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「最近ドアが重い」「前より閉まりづらい気がする」
そんな小さな違和感を感じたことはありませんか?

実はそれ、家が少しずつ“動いている”サインかもしれません。


なぜドアが重くなるの?

・家の“ゆがみ”や“沈み”によるズレ
・地震や強風、湿気などによる木材の膨張
・ドアの金具(丁番・クローザー)の劣化

木造住宅は、気温や湿度の変化によって“呼吸”しています。
特に宮崎のような湿度が高く、台風の多い地域では、
気圧や風の影響で建物がわずかに動くこともあります。

今ちょうど台風23号が近づいていることもあり、
強風や雨で建物に一時的な負荷がかかることが予想されます。
「最近ドアが重い」「閉まりが悪くなった」と感じたら、
台風後のチェックをおすすめします。


放置するとどうなる?

・ドアの開閉がさらに悪化し、立て付け調整では直らなくなる
・ドア枠や床材に負担がかかり、ひびやゆがみが進行する
・気密性が落ちて、冷暖房効率が悪化

ちょっとしたズレも、
湿気や風の力でどんどん広がることがあります。
放置せず、早めの点検を。


対策としてできること

・丁番やドアクローザーの調整をしてもらう
・ドア枠や床の沈みを点検する
・家全体の水平をチェックする

特に台風や大雨のあと、
**「ドアが前より重くなった気がする」**というときは注意です。
外からの力(風圧や揺れ)で建物が“微妙にズレている”可能性があります。


ドアの開け閉めが重くなるのは、

使いすぎのせいではなく、家が「ちょっと疲れてます」と言っているサイン。

見逃しがちな小さな違和感こそ、
家を長持ちさせるための大切なヒントです。

台風が過ぎたあと、
ぜひ家のドアや窓の開閉をチェックしてみてくださいね。
台風通過中は十二分にお気をつけてくださいませ!

次回の【リフォームSOS】は「壁紙の浮き・はがれ」について。
見た目以上に深い“お家のサイン”を一緒に読み解きましょう。

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